修論のテーマ

もう修士一年も半分切ったところで、修士論文の構想を固めなければならない頃合いとなりました。

大まかに言えば、テーマは二つに分節したものになります。

①犯罪者表象を構成する要素としての「狂気」、及び精神病患者との重なり合い
②「狂気」を統御するための全体的な権力の諸相。

これらの議論の主軸には、ミシェル・フーコーの監獄論・権力論、及びガブリエル・タルドの犯罪社会学を据える予定です。

学部の卒論では、狂気の表象を扱いましたが、あまり徹底的に詰められたものではなかったと思います。その反省を踏まえて、より体系的に追究したいと思います。