2024-01-01から1年間の記事一覧

Folly, Insanity and Error

調べ物がてらの読書という名目で、研究ごっこはしていきたい。すると、僕の性分からしてその関心の方向性は四方八方に散らかる。一旦、愚かさ、狂気、誤謬(Folly, Insanity and Error)に関心を集中させておきたい(一応その方が順当な路線となる)。 フー…

うつらうつら

(ツイッターなどで)フォローしてくれる人が増えた。あの人に自分の文章が読まれた。数の力と他者からの承認は、簡単に自分が本来いた場所から離れていく契機となる。 綺麗事でしかないと言われたら、そうだとしか言えない。僕自身、それで知的な刺激をたく…

cultivate:地/知を耕すこと

「研究には、早い段階からハビトゥスがあるとやりやすい」という大学教授の言葉がどことなく流れてきたが、それを見てどこか複雑な気持ちになった。 (個人的に見て)僕がやってきたことは結局何だったのかな、という気持ちと、それを受け入れてくれる人たち…

小さな幸せを胸に

修士で院生になってからはや2年。この2年間にしても、結果的には研究者としてではなく、やたらと尖った読書家のような形で終わりそうではある。 けど、それはそれでいい。「研究している」のではなく、「勉強している」。元からそんなモチベーションでしかな…

祭事性について(断片メモ)

…修論よりも捗っているのが悔やまれる。

英語

「あいつら(=日本人)の苦手とするもので、圧倒的に差をつける」。「帰国子女だったとしても、そいつらに負けない」。そんな意気で身を粉にして続けてきたのが、英語の勉強。言うまでもなく、不純な動機である。結果は確かについてきた。手応えを感じるほ…

∅(「自分」)

自分自身が学びつつも、思考を整理しているなかで「後を追わせてください」、「研究への姿勢尊敬します」、といった言葉に知らないうちに押しつぶされそうになっていた。まだなれていない自分の姿に、僕という人間が当てはめられていることへの罪悪感ばかり…

今後について

(既知の方もいるかと思いますが)アカデミアにおける研究活動は、修士号取得をもって一旦止めることに決めました。理由は諸々ありますが、ここでは説明を割愛することにします。その後、仕事を見つけて働きながらになると思いますが、その傍らで「〈政治的…

孤独を叫ぶ:Daveのリリックに寄せて

”You can trust me, all the shit that you been feelin', you're feelin' with me / We all took the wrong turns in different streets / We all cry the same tears on different cheeks” イギリスという土地で、ナイジェリアからの移民として様々な社会…

想念が狂気を創る

「理想の社会」のあり方を語る上で、「ふつう」であることの「正しさ」を無批判に強固なものにするばかりではないか。 端的に言えば、「狂気」を語らずに「理性(的なもの一般)」について何を語れるんだ?と思うところだ。前者を見てみぬふりをする体裁で、…