ただひたすら本に恵まれた一年:写真と共に振り返る

今年は、昨年以上に哲学思想の書籍を読み漁った年となりました。そのような、数多とある哲学思想を中止とした良書との巡り合いを通して、自分が今後研究していく上での構想を象る3座標ができました。

1)認識(Thought, Knowledge)
2)言語(Language)
3)精神(Mind)

これらを元に、僕の研究の動力となる世界観が形成されていることを肌身を持って感じながら生活した年でした。その上で、精神疾患、あるいは広義にアブノーマリティ(異常性)というテーマのもと、修士課程以降の研究を計画していきます。

そこでも、この3巴からなる相関性がこれからの自分の思弁的な原動力として機能していくのだと確信しています。来年はどのような本と巡り合えるのか。楽しみにしつつ、手元にある本もまた見返しながら知の畑をさらに耕していきたいと思います

 

そして最後にですが、今年の最後の4半期に買い上げた本を写真で紹介したいと思います。

 

1. 神保町の洋書祭にて

f:id:wjk_9625:20211228234733j:plain

f:id:wjk_9625:20211228234147j:plain

フランス語書籍が大特価でまとめ買いができるまたとないチャンスでした。元から欲しかった書籍を原文で、しかも破格的なお値段で入手できたので非常に満足のいく買い物となりました。

 

2. 大学院の準備用に

 

f:id:wjk_9625:20211228233915j:plain

修士課程では科学哲学の研究室にて、エピステモロジー(科学認識論)の研究をします。その基礎文献等です。

3. 精神分析

f:id:wjk_9625:20211230010713j:plain

f:id:wjk_9625:20211228234715j:plain

ラカン精神分析の書籍を中心に色々読んできました。

4. 映画理論

f:id:wjk_9625:20211230010705j:plain

f:id:wjk_9625:20211228235256j:plain

映画理論は、ドゥルーズのシネマを読んだのがきっかけで興味を持ち始めました。映画を見るという主観的体験そのものがどのような構造をしているのかを探究しています。

5. 一般言語学

f:id:wjk_9625:20211230010708j:plain

f:id:wjk_9625:20211230010711j:plain

一般言語学、主に構造的な観点から言語とは何かを哲学的に思惟するにあたって読んでおきたいと思ってた時にこのような両所との巡り合わせがありました。

6. 年末のお買い上げ

f:id:wjk_9625:20211230005858j:plain

f:id:wjk_9625:20211230005855j:plain

年末になって巣篭もりするために買い溜めした本たち。これからの研究にも充てていきたいです。


改めて、来年もまたよろしくお願いいたします。