地元に日常用の住まい。そこから電車で20分離れた場所に、自分の「研究室」の代わりになりそうな「別荘」となる住まい。この2つを我が家のものにしようという話が上がっている。
もし、そうなったら僕としては嬉しい。なぜなら、今まで住んでいたマンションの家の窮屈さにこれ以上耐えられないからだ。こともあろうか、僕自身の部屋は、主人が弟に放逐されたが故に、もうない。
兎にも角にも、もし持ち家2つになったら、確実に研究が捗る空間が僕にできる。それに、蔵書がさらに増えていってももう困らないだろう。
心も落ち着かない中、日常生活を送るだけでも精一杯な時もあるが、新居がそのような形で二地点を往来する形で暮らすようになれば、少しでも状況が良くなるという予感がする。
とはいえ、油断は禁物。心をうまくケアしながら、研究生活を本格的に始めるための下準備をしていきたい。
ちなみに、大まかにいって研究は
①「理性」(ミシェル・フーコー、ユルゲン・ハーバーマス)
②「主体(性)」(フーコー、ピアジェ)
③「対話(コミュニケーション)」(ミハイル・バフチン、グレゴリー・ベイトソン)
これら3つの大きなキーワードに則って構想する予定です。新居への期待と、精神健康への不安が共在しているような心境ではあるものの、何事も徐に、焦らずやっていきたいと思います。それまでは、ゆるく集中する期間です。